MONTHLY / CRACKS
GRIND topics of the latest style
Photo Yoko Tagawa
Edit&Text Yuki Akiyama
No.1:GUCCI
非日常が
日常を彩る
ハリウッド映画が纏う神秘的な世界観にオマージュを捧げたGUCCI LOVE PARADEコレクション。ネオンイエローの配色が輝くジップジャケットは、近未来的な様相を呈すると同時に、ロサンゼルスに根付くポップカルチャーの歴史に対する敬意を示している。非日常的な体験へと誘うクリエイションが、何気なく過ごす日常に彩りを添える。
¥297000
㉄GUCCI JAPAN CLIENT SERVICE
TEL_0120-99-2177
gucci.com
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No.2:MAISON MARGIELA
自由な発想による
クラシックの再考
脇のスリットから腕を通し、ポンチョのように着用できるテーラードジャケット。オーセンティックなワードローブに対して新たな解釈を加えた、アヴァンギャルドなスタイルを体現する1着は、〈メゾン マルジェラ〉のクラフツマンシップを映し出す。美しい仕立ての中に覗く、遊び心あふれる創造が予感させるのは、クラシックスタイルの進化。
¥421300
㉄Margiela Japan Client Service
TEL_0120-934-779
maisonmargiela.com
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No.3:DRIES VAN NOTEN
曖昧な表現が示す
自分らしさ
今季の〈ドリス ヴァン ノッテン〉は『曖昧なジェンダー』をテーマに掲げ、ボーダレスなアプローチでコレクションを展開する。一見するとパンツの様に見えるデニム生地のボトムスは、股下に深くスリットが入ったマキシスカートに仕立てられ、斬新な風貌を見せている。境界をまたぐ曖昧な表現の中に込められた自分らしさを、身をもって体現したい。
¥73700
㉄DRIES VAN NOTEN
TEL_03-6820-8104
driesvannoten.com
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No.4:BALENCIAGA
境界を超えた先に
新たな景色を見る
さまざまな形のポケットが取り付けられたバッグは、コンパクトかつ大容量。スリングバッグのシェイプながら、ラムスキン素材を採用することでラグジュアリーな風合いを醸し出し、また各所に配されたシルバーのジップが都会的なストリートのエッセンスを添える。〈バレンシアガ〉のクリエイションはジャンルの垣根を超え、常に新しい景色を見せてくれる。
¥278300
㉄BALENCIAGA CLIENT SERVICE
TEL_0120-992-136
balenciaga.com
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No.5:LOEWE
ストリートに漂う
ハイエンドな空気
〈ロエベ〉から、今季登場したシワ感のあるニュアンスのついた表情が特徴のフーデッドパーカをピックアップ。ゆとりが保たれたシルエットで、フードを襟元に収納できる機能性と鮮やかなブルーの色合いが、スタイリングに幅とアクセントをもたらす。ナイロン素材のアウターは臆することなくラフに羽織り、ハイエンドなストリートスタイルを楽しみたい。
¥152900
㉄LOEWE JAPAN CLIENT SERVICE
TEL_03-6215-6116
loewe.com
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No.6:GIVENCHY
革新を支える
堅実なモノづくり
フラップに取り付けられた〈ジバンシィ〉を象徴するUロックのメタルバックルがエッジを効かせるトレンチコート。自分たちのアイデンティティをディテールに込めながら、脈々と受け継がれる技術の高さにより、端正なシルエットに仕立て上げられる。時代を先導する革新的なアウトプットを下支えするのは、モノづくりのクオリティを追求する飽くなき姿勢。
¥363000
㉄GIVENCHY OMOTESANDO STORE
TEL_03-3404-0360
givenchy.com
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No.7:FENDI
ファッションは
時代を映す
〈フェンディ〉が、デジタル資産管理のプラットフォームを提供するレジャー社とタッグを組み、ハードウェアウォレットをローンチした。メタリックな質感はエレガントな雰囲気を漂わせ、アクセサリーとしても個性を演出する1品だ。最先端のテクノロジーと先進的なデザイン性が交差するアイテムが表するのは、時代とファッションがともに歩む道のり。
¥231000
㉄FENDI JAPAN
TEL_03-3514-6187
fendi.com
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No.8:BOTTEGA VENETA
素材に浮かべる
鮮やかな表情
〈ボッテガ ヴェネタ〉が夏の定番アイテムに対して、独創的な素材使いやカラーリングで個性を宿す。今季ローンチした、鮮やかなイエローが目を引くショートパンツは、光沢のあるソフトレザーを採用することで、艶やかな表情に仕上がっている。マテリアル選びの妙が光る1着が、カジュアルになりがちなこの時期のスタイリングに色味と気品を与える。
¥314600
㉄Bottega Veneta Japan
TEL_0120-60-1966
bottegaveneta.com
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