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渋谷PARCO『P.O.N.D. 2022』 渋谷PARCO『P.O.N.D. 2022』

CULTURE, INTERVIEW, NEWS 2022.10.15

渋谷PARCO『P.O.N.D. 2022』

〜IN DOUBT/見えていないものを、考える。〜

ジャンルを跨ぎ
人と人をつなぐ場

〈パルコ〉が主催するカルチャーの祭典『P.O.N.D.』が、10月7日(金)~10月17日(月)の11日間、渋谷PARCOを舞台に開催されている。今年は例年とは異なり、4Fのギャラリースペースのみならず、各階に作品が展示されており、館全体をアートが包み込む。GRINDでは、開催前の設営と初日のオープニングパーティーに密着し、クリエイターへのインタビューを試みた。2022年のテーマは『IN DOUBT/見えていないものを、考える。』。それぞれの想いや解釈を表現した作品群と多角的に触れ合うことで、ジャンルを跨いでカルチャーと向き合う楽しさを体感できる。

Video&Edit Kei Doguchi
Interview&Text Yuki Akiyama

『Parco Opens New Dimension』と題して、常に“新しい次元を切り開いていくイベントでありたい”という想いが込められた『P.O.N.D.』は、今年で3回目の開催となる。2022年は『IN DOUBT/見えていないものを、考える。』をテーマに、アート、ファッション、エンターテインメント、テクノロジーなど、各方面から異なるバックグラウンドをもったクリエイターたちが一堂に集結し、それぞれの解釈や想いを作品を通じて表現する。今年は4Fのギャラリースペースのみならず、各階の至る場所に作品が展示されており、イベントに足を運べば、渋谷PARCO全体を包み込むクリエイティブなエネルギーを感じられる。

クリエイターたちに話を聞くことで実感したのは、若手をフックアップし、カルチャーの発展を支えてきた〈パルコ〉という存在のうえに成り立つ、個展とは違ったグループ展『P.O.N.D.』としての価値。ワンオブゼムではなく、作品同士がコミュニケーションをとり、それぞれの想いや感性がぶつかり、互いを高め合い、相乗効果が生み出されるのは、〈パルコ〉という礎による裏付けがあってのこと。イベントに訪れる人にとっては、ジャンルを横断してカルチャーと向き合う楽しさを実感することができるとともに、参加するクリエイターにとっても、他の作品の中に自分の作品を位置付けることで、今までとは違った視点で自らのクリエイションと向き合うことができるようになる。日々大量の情報が流れ込み、選択を迫られる現在。そんな世の中を豊かに生き抜くために大切なのは、目の前の物事に疑問をもち、本質を捉えるということ。“見えていないものを、考える”きっかけを与えてくれる『P.O.N.D.』に足を運び、カルチャーの連鎖を感じながら、日常を異なる視点から見つめ直すヒントを掴んでほしい。

Information

P.O.N.D. 2022 〜IN DOUBT/見えていないものを、考える。〜

日程:2022年10月7日(金) ~10月17日(月) 11日間 11:00-20:00
会場:渋谷PARCO館内外(PARCO MUSEUM TOKYO・GALLERY X BY PARCO他)

https://pond.parco.jp/

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