MONTHLY / CRACKS
GRIND topics of the latest style
Photo Yoko Tagawa
Edit&Text Kokono Saito
No.1:LOEWE
インパクトで目を引き
ユーモアで惹きつける
誰もが振り向くようなデザインのTシャツが〈ロエベ〉秋冬コレクションより発表された。主役級のインパクトをもつ、開放的な表情を浮かべたモデルのポートレートは、自然とユーモラスな印象を与える。デザインから感じとれるポジティブなエネルギーは、ちょっとした日常を笑顔にさせる〈ロエベ〉の、粋な計らいなのかもしれない。
¥187000
㉄ロエベ ジャパン クライアントサービス
TEL_03-6215-6116
www.loewe.com
No.2:DIOR
過去と未来を繋ぐ
ブランドの真髄
ジャック・ケルアックの「オン・ザ・ロード」から着想を得たコレクションより登場した、カーゴパンツ。ノスタルジックで、近未来チックなムードを、クラシックなパンツに、ポリコーティングすることで演出する。伝統と歴史に、未来のエッセンスが加わる、モードを牽引する〈ディオール〉の真骨頂を肌で感じたい。
¥210000
㉄クリスチャン ディオール
TEL_0120-02-1947
www.dior.com
No.3:SAINT LAURENT
色と質感で
高まる純度
エレガントなムードあふれる〈サンローラン〉秋冬コレクションから登場したプルオーバー。艶やかな光沢が美しい旋律を奏でるベロアは、ブラックに豊かな表情を授ける。カラーリングとマテリアルで魅せるピースは、〈サンローラン〉の象徴とも言えるのではないだろうか。
¥132000
㉄サンローラン クライアントサービス
TEL_0120-95-2746
www.ysl.com
No.4:BOTTEGA VENETA
ユーティリティよりも
ファッションとして
多くのブランドで展開されるベストだが、〈ボッテガ ヴェネタ〉によって、ファッション性に富んだアイテムと化す。機能性にフォーカスしたものが多いが、アイコンカラーの緑と、洗練されたデザインで装いとしての奥行きが表現される。スタイリングの想像を膨らませ、このシーズンにこそ楽しみたいアイテム。
¥249000
㉄ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
TEL_0120-60-1966
www.bottegaveneta.com
No.5:GIVENCHY
3WAYが生み出す
相棒のような存在
常に前衛的なクリエイションを世に送り出す〈ジバンシィ〉が、ステートメントバッグ「G ZIP」をローンチ。スタイリングやシーンによって使い分けることも多いが、この3WAYで活用できるバッグは、そんな悩みからも解放してくれるはず。変化は3通りでも、楽しみ方は何十通りにもなる、まさに相棒のような存在。
¥174900
㉄ジバンシィ表参道店
TEL_03-3404-0360
www.givenchy.com
No.6:DRIES VAN NOTEN
二面性が導く
美学の追求
大胆に施されたハイビスカスが基調となるデザイン、細部に目をやれば細かいビーズがアクセントを加えるドレスシャツ。逞しくも柔らかく、大胆で繊細な二面性をもつ。『曖昧なジェンダー』というテーマのもと、異なる側面を1着の中で調和させることで、型にはまった境界を難なく超えていく。
¥152900
㉄ドリス ヴァン ノッテン
TEL_03-6820-8104
eu.driesvannoten.com/
No.7:MARNI
新鮮なエッセンスで
磨きかかるセンス
リブや首元にダメージ加工が施されたニットが〈マルニ〉からリリースされた。クラシックなアイテムを崩すクリエイションからでも感じられる、美しい佇まい。カラーリングや柄などを通して、柔らかな感性を磨きつづけてきた〈マルニ〉だからこそ、新鮮なエッセンスは、心地よい違和感となって響く。
¥104500
㉄マルニ ジャパン クライアントサービス
TEL_0800-080-4502
www.marni.com/jp
No.8:BURBERRY
背景をベースに
解放されるパワー
〈バーバリー〉から登場した、イギリスのロイヤルネイビーの影響を思わせる、ダメージPコート。レザーの重厚な存在感が、精巧なモノづくりと相まって、強いインパクトを与える1着だ。シワやスレの加工は、経年変化を感じさせるディテールとして作用するとともに、〈バーバリー〉の長い歴史の軌跡を匂わせる。
¥770000(予定価格)
㉄バーバリー・ジャパン
TEL_0066-33-812819
jp.burberry.com