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FASHION, ITEM 2022.5.19

MONTHLY / CRACKS

GRIND topics of the latest style

Photo Haruki Matsui
Edit&Text Yuki Akiyama

No.1:BOTTEGA VENETA

ディテールに宿る
テクノロジーへの賞賛

工業都市『デトロイト』をテーマに掲げる〈ボッテガ ヴェネタ〉のSALON 03コレクション。新作のパーカは、金属糸が織り込まれることで斬新なボリュームが生み出される。イタリアの伝統的な縫製技術をベースとした、品格を重んじるクラフツマンシップが、革新的なデザインによって世界の自動車産業をリードする都市のエンジニアリングと共鳴する。

¥500500
㉄ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
TEL_0120-60-1966
https://www.bottegaveneta.com

No.2:DIOR

カウンターカルチャーへ
捧げるオマージュ

〈ディオール〉からジャック・ケルアックによる青春小説『路上』の登場人物カーロ・マルクスをイメージしたダービーシューズがローンチ。光沢のある質感と存在感のあるフォルムは足元に艶のある表情を演出する。カウンターカルチャーの聖典として語り継がれる作品に着想を得た1足を相棒に、周りに流されず、独自のスタイルをもって自分の道を歩んでいきたい。

¥135000
㉄クリスチャン ディオール
TEL_0120-02-1947
https://www.dior.com

No.3:LOEWE

グラフィックに漂う
開放的な夏の情緒

60〜70年代のサーフカルチャーを記録しつづけたアメリカ人写真家、リロイ・グラニスによる作品がボディに大きく配された新作のTシャツ。写真からは、開放的なムードとノスタルジックな雰囲気が感じ取れる。活気に満ちた夏の情緒を表現した〈ロエベ〉のクリエイションが、サーフカルチャーに対するグラニスの貢献を讃えるとともに、今夏の幕開けを飾る。

(LEFT) ¥60500
(RIGHT) ¥55000
㉄ロエベ ジャパン クライアントサービス
TEL_03-6215-6116
https://www.loewe.com

No.4:CARTIER

進化を止めず
未来に名を刻む

腕時計の黎明期を支えた名品〈カルティエ〉の『サントス』。ステンレススティールに打ち込まれたビスをあえて主張させることで、エレガンスと無骨な風貌を兼ね備えた姿を見せる。身につけたときの美しさに主眼を置いてデザインされたアイテムは、スタイルの格を上げると同時に、世界的なジュエラーとしての誇りも感じられるタイムピースとして時を超えて愛される。

¥973500 (予価)
㉄カルティエ カスタマー サービスセンター
TEL_0120-301-757
https://www.cartier.jp

No.5:JIL SANDER

哲学を纏い
スタイルを示す

端正な佇まいと洗練されたデザインによって時代を先導する〈ジル サンダー〉。トラウザーパンツの佇まいをベースとした今季のショーツは、脚部にフラップポケットを取り付けることで収納力を付与し、シンプルながらも機能性に対する妥協は許さない。夏の装いを身軽に、ブランドの哲学にも通ずる無駄が削ぎ落とされた都会的なスタイルを自ら体現したい。

¥125400
㉄ジルサンダージャパン
TEL_0120-919-256
https://www.jilsander.com

No.6:MARNI

柄に浮かべる
柔和な表情

遊び心のあるデザインや柔らかな印象を与える素材使いなどを軸としたクリエイションで、不動の地位を確立する〈マルニ〉。南国の雰囲気を漂わすトロピカルウールを使用した半袖シャツは、霞がかかったストライプ柄を配することで、シックな色味の中に柔和な表情を見せる。上品かつ安らぎを感じられる1着を、夏のワードローブに加えてみてはいかがだろうか。

¥86900
㉄マルニ ジャパン クライアントサービス
TEL_0800-080-4502
https://www.marni.com

No.7:GIVENCHY

革新をつづける姿勢は
世代を超える

〈ジバンシィ〉からは4Gロゴをモチーフとした、ダメージデニムのような風合いのウエストバッグが登場。容量が大きく実用性があり、スタイリッシュなシルエットとメタル素材のバックルがエッジの効いた都会的な印象を与える。ブランドの歴史に敬意を払いながら、シグネチャーを活かしたデザインで斬新なアウトプットを生み出す姿勢は、脈々と受け継がれる。

¥143000
㉄ジバンシィ表参道店
TEL_03-3404-0360
https://www.givenchy.com

No.8:SAINT LAURENT

ハイエンドな視点による
ユーモラスな創造

カレッジロゴが存在感を放つ〈サンローラン〉のスウェットシャツ。グリーンとイエローのカラーリングがアイビーリーグのトレーナーを想起させるが、ふんわりとした手触りと整然されたシルエットの仕立てにより、ラグジュアリーな表情を浮かび上がらせる。カジュアルなアイテムをハイエンドな視点から解釈したユーモアのセンスを肌で感じてほしい。

¥84700
㉄サンローラン クライアントサービス
TEL_0120-95-2746
https://www.ysl.com

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