新たな名作を生む
“クラシック”の融合

おおよそ130年以上の歴史をもつワークウエアブランド〈カーハート〉。多くの定番品がリアルワーカーのプロダクトとして手掛けられ、時にはカルチャーに根付き、あるいはファッションとして受け入れられながら、身近な存在として不動の地位を確立してきた。なかでも“CHORE COAT”と冠されたカバーオールは、ブランドのDNAと定義付けても過言ではないモデルのうちのひとつなのだが、同型をアップデートさせたエクスクルーシブプロダクトが、2021年初売りの目玉として1月2日にローンチされる。通常であればアイコニックな厚手のダック生地が用いられるなか、今回は上質なカウレザーを全体に採用し、別物とも受け取れる雰囲気が落とし込まれた仕上がりに。洗練されたクラシックな印象を与えるレザー素材と、原点とも呼べるオーセンティックなデザインを反映させた型。この2つの“クラシカル”な要素の重なりに加え、〈カーハート WIP〉によるサイジングで当時のサイズ感をモダンにしたシルエットも相まって、シーンを選ばないジャケットへと生まれ変わった。従来のストリートカルチャーに根差したプロダクトとしての捉え方でも良し、又は大人な装いの一張羅としてでも良しと、新たなマスターピースの誕生を感じずにはいられない。¥69300