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CULTURE, INTERVIEW 2021.7.1

MONTHLY / IN THE TOWN

MADAM WOO OSAKA
Interview with RYUZO

ジェントルマンズ・クラブの文化を
ローカルに根付かす

街の中からなにかを発信していく場所。その場所で得ることができる、新たな出会いやクリエイティブに生きていくためのインスピレーションを探る当連載。東京・渋谷に構えるジェントルマンズ・クラブ〈マダム・ウー〉は、2018年のオープン以来、音楽、ファッション、アート、エロをクロスオーバーさせながら、刺激的な新しいフォームのエンターテイメントを訪れる人に与えてきた。そんな2号店目が大阪・心斎橋に、おおよそ2倍の広さを誇る場所として誕生した。今回を機に改めてジェントルマンズ・クラブのこと、顔ともいえる特徴的な内装、そして大阪という場所について仕掛け人のRYUZO氏に話を聞いた。

Director Hiromu Sasaki
Video&Edit Kei Doguchi
Edit&Text Hiromu Sasaki

話題のエンターテイメント空間が
西の都大阪・心斎橋にオープン

 音楽、ファッション、アート、エロ、隣接しながらも異なるカルチャーを巧みにクロスオーバーさせ、訪れる人に刺激的な体験をもたらす、新しいフォームのエンターテイメント空間〈マダム・ウー〉。ダンサーによる官能的なダンスに、フロアを彩る独創的な内装とトップDJによる音楽は、他とは一線を画した豊かな空間として成立させ多くの人々を魅了し、東京・渋谷にオープンした2018年以来、国内外のセレブリティやVIPが数多く訪れた。

 その2号店目として大阪・心斎橋にオープンした〈マダム・ウー〉。東京店と同じくNYのオーセンティックなジェントルマンズ・クラブのイメージをフューチャリスティックに再解釈されている。プロデューサーには東京と同様にRYUZO氏、内装デザインはYOSHIROTTEN氏が手掛けている。『NYのチャイナタウンと東京の境界がなくなったNEO TOKYO』という近未来で、架空の鳥婦人(MADAM WOO)が経営するクラブをコンセプトに掲げられている。

飛行機の座席クラスをモチーフにして今回もディレクションされており、“エコノミー”、“ビジネス”、“ファースト”の3つに分けられたエリア。また幅約7メートルのポールダンサー用のポールが2本設置されたステージや、最先端技術を用いたライティング設備、大画面LEDスクリーンなど、全体的なグレードアップが図られている。敷地面積も東京店のおおよそ2倍を誇る206平米となっており、より一層〈マダム・ウー〉の世界観に没入できる空間として仕上がった。

  • スライド

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 店内には空山基氏による“セクシー・ロボット”のスカルプチャーが展示されており、同氏が描き下ろした〈マダム・ウー〉のイメージキャラクターでもあるセクシー・ロボット・ポール・ダンサーの限定アイテムも販売。

 東京と大阪。同じようで異なる雰囲気をつくりだす、両都市から発信されるクリエイティビティは、双方を刺激し合いながら、さらに新しいエンターテイメントを与えてくれるはずだ。そうした今後の動きも含めた〈マダム・ウー〉についてRYUZO氏に話を聞いている。同氏の案内も合わせた動画を下記よりチェック。

Information

MADAM WOO OSAKA

住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-5-6 ミューズ389ビルB1F
電話:06-6226-7289
営業日:火曜日~日曜日(月曜定休日)
席数:VIP 8テーブル / カウンター 10席
Instagram: @madamwoo_osaka

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